ご来光が見たくて真夜中の夏山ニセコアンヌプリ登山

山頂からの日の出を見たくて、初の真夜中登山へでかけました。この日は満月の夜だったので夜空は月明かりで少し明るかったです。「ご来光」とは、高い山の上から見る「日の出」のことです。

ニセコアンヌプリ登山口１時55分スタート！

ヘッドライトと大きな熊ずずをお伴に、かなり余裕を持って出発しているので焦らず安全に日の出前に登頂を目指します。

時刻はAM２：１３でしたが満月の月明かりでかなり明るく写ってしまいました。カメラの露出調整って必要ですね。月明かりがあるとは言っても歩くにはライトがないと真っ暗に感じました。遠くの稜線の色がとても綺麗で、真夜中でも景色を楽しめました。ふと「熊出ないでね。と思いながらゆっくりペースで山頂を目指します。

日の出までには少し余裕を持って山頂に到着。満月もまだ西の空に。山頂付近は強風も強く寒すぎて、外でお日様を待てるガッツはなかったので、避難小屋にお邪魔してご来光までの時間ちょこっとコーヒータイム♬避難小屋の中でも風の音と窓がガタガタと音を立てて揺れ、「避難小屋ってすごくありがたいものだな。」としみじみ感じました。

３時５５分　日の出　　

外は寒いのでズボンを重ね履きして、フリースとダウンジャケットを重ね手袋はめて、しっかり防寒していざお日様とご対面。

厳しい寒さでしたが、太陽が昇り始めて変わっていく景色を見ると登ってよかったな。としみじみ感じました。雲に隠れることなく綺麗な日の出を見ることができました。

満足して下り始めてすぐの眼下にアンヌプリの大きな影が見えました。日中登山では見れない影を見つけて山を下る足取りは一段と軽くなりました。

下山時はすっかり熊のことなど忘れていましたが、自然相手に登ってようが下ってようが関係ありません。今回も無事下山にも感謝です。

刻一刻とお日様が昇っていくと同時に、空の色も変化していくほんの数分間。真っ暗な時間からお日様が昇る自然の景色を堪能出来ました。

ニセコアンヌプリは登山口に駐車場があり、夏場はキャンプ場にもなっています。山頂からの羊蹄山とお日様の素敵な景色をぜひ眺めに行ってみて下さい！

• この記事の活動日　　６月１５日
• 歩いた距離　　　　４，８　km
• かかった時間　　　３時間１８分　（うち休憩1時間９分）